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日本のアオリイカの生息域として一般的に知られているエリアは九州から青森。北海道でメジャーなエギングはマメイカ(ヒイカ)とヤリイカのエギングです。 北海道には居ないとされていたアオリイカですが、実際は10年位前から地元の漁 […]

日本のアオリイカの生息域として一般的に知られているエリアは九州から青森。北海道でメジャーなエギングはマメイカ(ヒイカ)とヤリイカのエギングです。

北海道には居ないとされていたアオリイカですが、実際は10年位前から地元の漁師の方や、釣り人からの目撃例が挙っており、津軽海峡に面した函館を中心とする道南エリアではコンスタントに釣れるようになってきました。

川上 英佑(KAWAKAMI EISUKE) プロフィール

ショアをメインにオフショアからのエギングにも精通するYAMASHITAエギングマイスター。
エギング歴は20年に及ぶ。エギングが認知されてまだ間もない頃からYAMASHITAのプロスタッフとして活動、その活動範囲は国内外問わず幅広く、東南アジアからオセアニア、ヨーロッパ、南アメリカと世界中に及ぶ。また世界各国でエギングを行い、またエギングセミナーを開催。ロジカルなセミナーは海外でも人気が高い。

 

もはや「アオリイカのエギングが成立するフィールド」と言える北海道

狙ってどのくらい釣れるのか、またそのさらに北の小樽、札幌の道央エリアでも狙って釣れるものなのかを確めるべく、秋シーズンは毎年北海道へ足を運んでいます。北海道でのアオリイカエギングも今年で4年目になりますが、年々その数は増えており、徐々にアオリイカ狙いのエギングアングラ―も増えており、釣れるエリアが拡大しています。

アオリイカのエギングの経験があるアングラ―ならコンスタントに釣れるエリアで、場所によっては本州よりもポテンシャルが高いと感じるポイントもあります。

今回は北海道のアオリイカエギングと、釣行する中で感じた、「え!?」と思うような本州以南には例のない北海道ならではのパターンや現地のアングラ―にお聞きした興味深いお話を交えてご紹介致します。

未開拓の情報が少ないエリアでどのようにポイントを探していくかという方法にも触れますので、ご参考となれば嬉しいです。

 

北海道アオリイカのシーズン・サイズ

アオリイカのシーズン

北海道におけるアオリイカのエギングシーズンは、早ければ8月下旬~11月の上旬まで。

水温と気候条件の関係で本州の秋エギングシーズンよりも2週間程早く終了しますが、アオリイカがエギに好反応を示す秋エギングのピークの期間、釣れ具合はそれほど変わらない印象です。むしろ本州を凌ぐほどの高活性で数が狙える爆発力を秘めたエリアもあります。

北海道に初夏に生まれたアオリイカは沿岸で日々成長し、シーズンが進むにつれ大型化します。エリアにより差がありますが早い時期では6月くらいから沿岸で孵化して間もない1㎝~2㎝のアオリイカが見られます。

道南エリアの日本海側が道内で最も早いと考えられ、私自身も7月~8月にかけて沿岸で小指の爪ほどの小さな個体を数多く確認しました。

 

アオリイカのサイズ

シーズン序盤は胴長12cm程の100g位のサイズがメインになりますが、シーズンが進むにつれその平均サイズは大型化していきます。

胴長20cmクラスの400~500gの個体も居れば、小樽運河近くでは胴長5cm程の個体がヒイカエギングのエギにアタックしてきたりします。これはアオリイカの産卵期間が1か月以上続くことから生じる個体差で、水温18度以上になり産卵活動を開始するアオリイカがその期間中複数回産卵するメスも存在するため同じエリアでも釣れるアオリイカに成長速度の差が見られます。

そのため、北海道で秋シーズンに確認できるサイズは5cm程度の新子サイズ~最大で胴長25cmくらいまでの500g~700gクラス。稀に成長速度が速い個体が居るようで、シーズン終了間際の晩秋に1㎏近い個体が上がったという話も聞きました。

10月中旬以降は季節風の影響で海が荒れやすく、荒れる度に水温が下がり、水温が18度を切ると沿岸のアオリイカは深場へと落ち始めるか南下し始め、沿岸に残る個体数も少なくなり、非常に釣る事が難しくなります。

最終的にアオリイカの生存可能と言われる限界の水温14度くらいになるととともに冬型の気候になり風が吹きつけ、秋エギングのシーズンオフを迎えます。