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自身の看板の前で照れながら取材対応(撮影/今岡涼太)

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前(15日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063yd(パー72)

今週金曜日(17日)に30歳の誕生日を迎える石川遼は、「自分が思っていたより大人じゃないんだなと。悪い意味で…」と苦笑いした。「ゴルフにハマってしまっている、ゴルフバカなので」と自虐的なセリフを続けたが、その表情は楽しそうだ。

芥屋と富士桜での直近2大会で2位となった。「悔しさはあるけど、残念っていうのは正直そんなにないです。ちょっと自信になっているところもある」と振り返った2週間。「自問もしたけど、運が良かったところも運が悪かったところもあって、五分五分だと思う。総合的に見て、あの内容を続けていくことが、そこまで不可能ではないと思うので手応えはありますね」と自己評価した。

今週こそもう1つ順位を上げたい(撮影/今岡涼太)

再現性の高いゴルフに取り組んでいる石川は、「それはスイングだけじゃなくて、スコアも当然のこと。根拠があって、そのスコアが出せていることと認識している」と定義する。大会初優勝を飾った2015年を振り返ると、「あのときは調子が悪すぎて、ドライバーで全部スライスを打っていた。逆に言うと、そのスライスが計算できる球だったので、ドライバーはこれでいいやって、アイアンに頼って攻められた」という。「今考えたら、それも悪くない攻めですね」

技術、メンタル、マネジメントを駆使した「根拠のあるゴルフ」が、再現性のキーワードだ。「ボールは気持ちでまっすぐ飛ばしているわけではなく、物理で飛ばしている。メンタルがブレて、技術がブレるのは、まだまだ技術が足りないし、それ(メンタル)を技術が支えているのはフジサンケイ(クラシック)で感じました」

その技術に加え、マネジメントは「見えない打数だけど、0.1打が10個で1打になる。その0.1打は抽象的だけど、そういうミス、そういうリスクを削っていく。そういう頭でやっている」という。そうして削り出した1打が、ときに勝敗を分けるほどの価値を生む。(北海道北広島市/今岡涼太)