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[10.12 W杯最終予選 日本2-1オーストラリア 埼玉] MF田中碧(デュッセルドルフ)にとって、フルメンバーが招集された日本代表でピッチに立つのはこの日が初めてだった。ところが試合が始まってみれば周囲に臆せず指示を送り、プレーと振る舞いの両面で堂々たるパフォーマンスを披露。鮮烈だった前半9分のゴールシーンにう限らず、これまで森保ジャパンが苦しんでいたゲームコントロールの改善にも寄与MF田中碧(デュッセルドルフ)
[10.12 W杯最終予選 日本2-1オーストラリア 埼玉]

 MF田中碧(デュッセルドルフ)にとって、フルメンバーが招集された日本代表でピッチに立つのはこの日が初めてだった。ところが試合が始まってみれば周囲に臆せず指示を送り、プレーと振る舞いの両面で堂々たるパフォーマンスを披露。鮮烈だった前半9分のゴールシーンにう限らず、これまで森保ジャパンが苦しんでいたゲームコントロールの改善にも寄与してみせた。

 果たしてなぜ田中は突然チームに加わったにもかかわらず、すぐに適応できたのか。その理由は「同じチームでやっていた以上、分かり合えるところはある」というMF守田英正の存在だけでなく、普段ともにプレーしていない選手とタッグを組む際の“処世術”があるようだ。カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦の試合後、田中は次のように明かした。

「パス一つ取っても受け手と出し手の問題があるので、わかりやすく立ち位置を取ってあげることが一番大事。これから慣れてくればより際どくてもボールを出し入れできるが、初めての選手とやる時はわかりやすい位置をとって、なるべくリスクを取らないように心がけている。それを90分通してやっていくことで信頼関係が築ける」。

 田中にとって、ポジショニングはあらゆるプレーの大前提。「みんながより良い位置に立てば勝手にボールは回るし、より前進できる」「立ち位置は相手と味方を見て必然的に決まるもの。それができればチームは良くなるし、チャンスが増えると感じている」と語るほどの重点要素だが、ともにプレーする選手との関係性によってリスクを加減しているのだという。

 だからこそ、田中は十分な準備期間のなかったオーストラリア戦でのプレーについて「全然僕は手応えはないし、もっともっと田中碧がいるメリットを存分に出していかないといけないなと思いながらやっていた」と振り返る。

 またその上で「ミスはあったし、ゲーム強度もトップレベルにあげていかないといけないというのを感じた反面、初めて一緒にやる選手も多いし、練習もなかなかできていない中でのゲームだったので、100点を求めすぎても試合中にストレスを感じると思いながらやっていたので、ある程度許容しながらやっていた」と冷静に分析した。

 これはすなわち、田中がA代表で戦っていく上での伸びしろになりそうだ。「もっともっとボールを握りたいのが本音だし、もっともっと守備もハメたい」。そう明かした田中は「もっと個人として成長しないといけないし、チームとしてももっともっと成長していける。もっと中盤を制圧していかないといけないし、できると思う。まだまだ足りないかなと思う」とさらなる成長を誓った。

(取材・文 竹内達也)


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