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大会への熱い思いを語るジョン・ラーム※撮影はスペインオープン(Mateo Villalba/Quality Sport Images/Getty Images)

今週のヨーロピアンツアーは、2021「アンダルシアマスターズ」の開催されるレアル・クラブ・バルデラマへ。大会について知っておくべき5つの事柄は次の通り。

スペイン連戦

「アンダルシアマスターズ」は今年の10月にスペインで3週続けて開催されるヨーロピアンツアーの2大会目に当たる。スペイン3連戦の初戦となった「スペインオープン」では、ラファ・カブレラベローが地元ファンの前で優勝を飾った。

今週は、米国のジョン・キャトリンが昨季バルデラマで獲得したタイトルの防衛に挑むこととなる。来週は3連戦の最後を飾る「マジョルカゴルフオープン」が、今世紀ヨーロピアンツアー初開催となるゴルフ・サンタポンサで行われる。

キャトリンの防衛戦

昨年はこの厳しい試練として知られるコースで、最終ホールまでもつれこんだかつての世界ナンバーワンであるマルティン・カイマーとの激戦を制したジョン・キャトリンが、完全優勝でヨーロピアンツアー初制覇を遂げた。

2打差の首位で最終日を出た米国人選手だったが、この午後は首位が入れ替わる展開となる中、カイマーが最終ホールでミスを犯したことで、その最終ホールをパーとしたキャトリンが1打差で勝利を決めた。

彼はその2週後にアイルランドで再び優勝すると、今年もオーストリアでツアー3勝目を挙げた。そして今、キャトリンはその勝ち癖を取り戻すべく、レアル・クラブ・バルデラマへと戻ってくる。

優勝を狙うラーム

ジョン・ラームは常々、この大会が彼の家族のゴルフに対する情熱の引き金となったことを語っており、ヨーロッパ大陸で最も有名なゴルフコースと言っても過言ではない場所で、トロフィーを掲げることを熱望している。

彼は2019年大会で2位に入ったものの、キャリアで2度出場しているこの大会の通算スコアを2オーバーとしており、この地でヨーロピアンツアー8勝目を挙げるには、自身最高のゴルフを披露しなければならないことを熟知している。

「ここはスペイン人選手にとって、とにかく歴史的なコース」とラーム。「これまで何度も言ってきたけれど、僕の家族は、1997年にここで開催された『ライダーカップ』を見てゴルフを始めたんだ」。

「セルヒオ(ガルシア)はここで素晴らしい仕事をしたし、他のスペイン人選手もここで素晴らしいプレーをして勝っている。そのリストに自分の名前を加えることができたら光栄だね」

ツアーにおける豊かな歴史

レアル・クラブ・バルデラマで「アンダルシアマスターズ」が開催されるのは今週が7回目。この開催コースにはツアーにおける豊かな歴史があり、スペインではヨーロピアンツアーの異なる4大会を開催した唯一のコースとなっている。

1988年に「ボルボマスターズ」(1988~96年、2002~08年)の開催地となったこのソトグランデのコースでは、ニック・ファルドが地元人気のセベ・バレステロスを下した勝利が、数多くの思い出深いシーンの最初の思い出として刻まれた。その後、バルデラマでは「WGCキャデラック選手権」(1999~2000年)が開催されたほか、2016年には「スペインオープン」が、2010年と2011年、そして2017年から現在にかけてはこの大会が開催されている。

「ライダーカップ」の歴史

バルデラマは1997年にヨーロッパ大陸で始めた「ライダーカップ」が開催されたコースとして歴史に名を刻み、未だに続く欧州代表のホームでの連勝の発端となった。

同年の「ライダーカップ」では、偉大なる故セベ・バレステロスがキャプテンとして欧州代表を率いて14.5対13.5でチームを勝利に導いた。なお、同年にはトーマス・ビヨーンリー・ウェストウッドが大会デビューを飾っている。ビヨーンは今週の大会にエントリーしているが、彼以外にも「ライダーカップ」のスター選手では、先月ウィスリングストレイツで開催された大会に出場したジョン・ラーム、マット・フィッツパトリック、そしてベルント・ヴィースベルガーが今大会のフィールドに名を連ねている。