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パー71での大会新記録「63」をマークした岩田寛(撮影/中野義昌)

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(14日)◇琵琶湖CC(滋賀)◇6986yd(パー71)

大会初日に無傷の8バーディ「63」をマークした岩田寛。パー71での18ホール大会最少ストローク記録を更新したが、「ショットは全体的に当たらなかったけど、乗ったやつは入ってくれた。乗らなかったやつは、パーパットでうまくしのげた」と、不甲斐なさとうれしさを交えて振り返った。

直近2試合は5位と6位。上り調子で迎えるナショナルオープンは、“日本一”の栄誉だけでなく、5年間の複数年シードと、翌年の海外メジャー「全英オープン」出場権が与えられるのが通例だ。岩田も「魅力的です」と色気を見せるが、「まだ初日なので、あまり言うのはやめてください」とはにかむように記者を制した。

開幕前日は、米国から一時帰国中の小平智と練習ラウンドをともにした。来年は米下部ツアーでの戦いを決意した小平に「なんで下部ツアーに出なかったんですか?」と聞かれたという。

米ツアーに参戦していた岩田がシード権を失った2017年当時は「選択肢としてなかった」というのがその答え。「南米とかいろんなところでやって、賞金も安かった。いまは賞金も上がったし、(石川)遼も行くので、楽しそうですよね」とうらやましがった。

それでも、岩田は米ツアー復帰への思いは捨てていない。思い描くのは、ノンメンバーとしてフェデックスカップポイントを稼ぎ、同200位以内に入ってコーンフェリーツアーファイナルズに出場し、そこからPGAツアーを目指すルート。「ZOZOに出られれば良かったのだけど…」という岩田だが、今大会もまた夢に向けてつながっている。

「調子が悪いと、外していい方とかいろいろ考えるので、意外と頭は冷静にできる。そういうときの方がノーボギーは多いんです」と、ゴルフはある意味ベストコンディション。コロナ禍から2年ぶりに有観客となったこともプラス要素だ。「絶対に(ギャラリーは)いた方がいいです。いないとふざけたりしちゃうんで…」と、ロープ外からの適度な“監視”も、岩田の集中力を高めている。(滋賀県栗東市/今岡涼太)