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初出場の舞台で、まずは予選通過を目指す渋野日向子(撮影/大澤進二)

◇国内女子◇富士通レディース 事前(14日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)

今年だけでも稲見萌寧西村優菜らが2週連続優勝を達成したが、前週「スタンレーレディス」で優勝した渋野日向子は「あの人たちが凄すぎてその言葉がかなり色んな人の中で浮かんできているのかもしれないけど、私の中にはない」と言った。

「優勝の次の週は変にプレッシャーがかかるとか2年前(2019年)は合ったけど今はない。予選通過して、決勝に臨む感じです」。1年11カ月ぶりの勝利だからなのかもしれないし、目の前で応援をしてくれるギャラリーがいないからか。

または、課題に取り組んでいる最中だからなのかもしれない。何がその心情を変えたのか明白ではないが、22歳になって手にした1勝は「ちょっとの自信」をくれたものだという。

優勝した最終日の2日後の火曜日(12日)にはトレーニングなどを始動し、水曜日(13日)は天気が悪かったためラウンドせずに屋根がある練習場で調整した。開幕前日のこの日は初出場の舞台ということもあり、午前9時過ぎに到着し18ホールを回って、日没まで練習に励んだ。

「この優勝で何かが変わることは全くないですけど、だからといって調子にのるとかもない。やるべきことは変わらないですし、今のことを継続していくことが大事」

今季の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(11月25日~28日/宮崎CC)の出場権を手にして「(出場するか)考え中」とするなかで、少なくとも目標とする米ツアーの予選会まで6試合が残されている。

「理想は毎週上位で終えること。安定感とかにもつながるし、欲をかいたら(9月「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」から4試合続いている)トップ10を続けていけたらいいな」と思い描いた。

ただ優勝して「ドキッ」とした出来事に、稲見からのインスタグラムでのメッセージを挙げ、「『あなたが一番似合う場所』って書いてくれて、ちょっとうれしいなという書き方をしてくれた」

加えて、優勝をすれば各方面から自宅に届く祝いの花に「去年だったかな、一緒に住むお祖母ちゃんから『最近、お花届かないのが寂しいわ』と言われて。届いたのを写真撮ってもらって、喜んでいるって聞いてうれしかったです」と明かした。

「やっとスタート地点に立てたという感じ」という渋野の目は強く、まっすぐ前を向いていた。(千葉市緑区/石井操)