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初日同組で回る古江彩佳(左)と稲見萌寧。賞金女王レースの行方はいかに(撮影/石井操)

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 事前(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

コロナ禍で最も長いシーズンとなった今季も残すところ最終戦のみ。稲見萌寧に日本人選手初の平均ストローク60台の記録がかかる。今季44試合に出場した稲見の平均ストロークは69.99。今大会をトータル通算7アンダー以上で終えることができれば2019年の申ジエに次ぐ史上2人目、日本人選手では初の記録達成となる。

ただ一人、記録を保持する申は27試合、86ラウンドをこなしての記録だったが、稲見のラウンド数は大会前まで131.5。驚異的な数字といえる。2週前の「伊藤園レディス」が終わって70台を切った稲見は「おー!」と声を出して自分自身の記録に驚いたそう。ただ、「先週までは60台を出したいと思っていたけど、今週のコースはパープレー、アンダーを出すのでいっぱいいっぱいという感じなのでキープするのは厳しいだろうな」と冷静に話した。

「もちろん結果的に出したい」と挑む姿勢がないわけではない。今季を振り返れば、5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」でツアー記録となる13アンダーをマーク、東京五輪では銀メダルを獲得するなど、記録も名前も刻んできた。「オリンピックは出場することができたということだけでも良かったと思いますし、そこでメダルを獲れて歴史的に名前を残せたというのはすごくよかった」と自負はある。

最終戦は奥嶋コーチをキャディに臨む(撮影/石井操)

記録への期待は、関係者からも向けられる。日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は開幕前日の会見で「腰の状態は心配ですけど、いけると思います」とエールを送った。「ショットの精度とか、すごく戦っている時の気持ちの“ブレのなさ”を感じます。全体をこのぐらい(のスコア)で回りたいとか、こう攻めるとかはもうあると思うんですけど、ターゲットにカッチリしている」と話した。賞金女王とともに記録達成もまた注目される。(宮崎県宮崎市/石井操)

<平均ストローク歴代トップ5>
申ジエ 69.9399/86ラウンド(2019年)
イ・ボミ70.0922/89ラウンド(2016年)
鈴木愛70.1052/75ラウンド(2018年)
申ジエ70.1317/91ラウンド(2018年)
アン・ソンジュ70.1324/83ラウンド(2014年)