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自主隔離期間中の行動に関して会見を開き、頭を下げた石川遼(撮影/桂川洋一)

◇国内男子◇カシオワールドオープン 事前情報◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)

男子プロゴルフの石川遼が24日、米国から帰国直後の自主隔離中の行動について会見を行い、謝罪した。14日間の期間中に待機場所の千葉県内のゴルフ場で、複数人での練習ラウンド、飲食をともにした経緯について説明した。以下、冒頭の挨拶と報道陣との主な一問一答。

皆さま、本日はお忙しい中時間を割いていただきありがとうございます。この度は私、石川遼が海外からの隔離期間中に取った行動によって、コロナ感染対策にご尽力をいただいている皆さまをはじめ、いつも応援してくださっている皆さま、そしてJGTO(日本ゴルフツアー機構)の皆さま、(ジャパンゴルフツアー)選手会の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

また、いつも応援してくださっているファンの皆様に、自分の取った行動により、この最後の4試合に出場できなくなったこと、自分の取った行動が間違いであり、自分のミスを大変重く受け止めており、申し訳ない気持ちです。この記者会見の設けていただくにあたり、このタイミングになりました。それまでの期間、事務所を通して書面にて発信させていただいておりましたが、時間が経つにつれて自分の口からいつも応援をしてくださっている皆さま、心配をしてくださっている皆さまがいれば、その方々に自分の口から説明することが必要なのではないかと思いました。

14日間の行動においてゴルフの練習を行っていたことは事実です。大きな勘違いだった部分として、アメリカで行動をともにしていた2人であれば、帰国後に一緒に行動、食事をしてもいいと思い込んでいました。(東京五輪の特別強化指定選手としての措置で)過去に自主隔離中に練習をしていたことがありました。その時のルールと、(現在のルールを)自分の頭の中で混同してしまっていた。正直、このような形であればルールを守れているという思いがあり、細かいルールの確認を怠っていた。反省しています。

食事も(本来は)1人でとるべきところを2人でとっていた。ルールを逸脱する行為でした。それに合わせて、2回ほど、(食事に)宿泊先のゴルフ場の関係者の人が入り、会話、接触をしたこともありました。2人で食事をとることも本来はいけないこと。そこに(さらに)もう1人、会話に入ってくるところを、自分が「接触はいけない」と言葉を伝えることもできずに、「大丈夫だろう」と思ったのは大変自覚のない行動でした。

この期間で反省して自分を見つめなおして努力をして参りたいと思っております。本日、このような形で直接、自分の口からお伝えする機会をこのような形で時間を割いていただき申し訳ありません。今後このようなことがないように自覚を持って行動していきたいと思います。

「自覚に欠ける行動だった」と謝罪した(撮影/桂川洋一)

―自主隔離の期間は
「10月24日の早朝に日本に帰ってきた。2週後の月曜日(11月8日)に終了した」

―一緒に帰国したコーチと“バブル”状態と思い込んでいた
「コロナ禍で2年間、海外と日本のツアーが何度もあり、アスリートに対する東京オリンピック関係での特別措置を今年の1月に受け、条件を満たした状態(帰国後に他者と接触しなければ練習が可能など)であれば練習を行えるということで、その措置で(措置のまま)練習をしていた。当然、オリンピックが終わり、強化指定選手ではなくなったが、自分の(都合の)良いように思い込んでしまった。ルール内でしっかり練習をしていると思い込んでいたことが大変恥ずかしい。当時を思い出すと、大変恥ずかしい気持ちになる」

―練習の状況
「日本に帰国した日から(ゴルフ場の)練習場にいた。1週間、(練習場で)練習をして、そのあと2日続けてコース内で練習(ラウンド)をした。18ホールと9ホール。18ホールを回った際にゴルフ場の方を1名同伴した。これに関して、自分では良くないことだと認識はあった。確かに自分の思い込みもあったが、それ以前にルール違反をした、食事も完全に甘い判断だった」

―報道に関する「飲み会」とは
「基本的には僕とコーチが一緒に夕食をとる時点でダメだった。(午後)6時半頃から7時半頃まで、夕食をいただく際にお酒を2、3杯、ほぼ毎日飲んでいた。(ゴルフ場関係者1人と)接触したときは同じくらい量を飲んだ。人数としては3人が最多。ただし、認識不足、確認不足が今回はこのような立場にいながら、(ルールを)自分の都合の良い様にとらえてしまった。一般のお客様は午後5時半ころからコースにはいなくなっていたが」

―男子ゴルフの中心選手としての自覚は
「この2年間、海外を飛び回っている選手もいる。ルールを守って自主隔離を行っている選手がいるなかで、この行動は本当に他の選手にも申し訳ないなという気持ち。自分はズルをした。しっかり受け止めて、この1カ月間の出場停止期間を過ごして、自分が頑張れる機会、またチャンスをいただけたら頑張りたい」

―朝食、昼食はどうしていたか
「朝食は1人でとることが多かった。(コーチと)2人でずっと一緒ではなかった。昼食は基本的には毎日(一緒に)とっていた」

―隔離期間中のラウンドはいつしたか
「他のお客様がスタートして、一番空きがある時間帯。ハーフの時は後ろの組がいないようなとき。18ホールを回ったときは一番後ろだった。(最後の組の)1時間後くらいにはスタートしている感じだった」

―新型コロナ禍での軽率な行動について
「水際対策はコロナの感染対策において非常に重要であるということを、一国民として大事なことだということをわかっていながら、何度も出国・入国を繰り返していたなかで“ルーティン化”していたこと、前回(東京五輪前と現在の)措置を自分の頭で混同したが、自分がそう解釈したいから、そう(解釈して)行動したと思っている。一人の国民としての認識が甘かったと思っております。感染対策にご尽力いただいている皆さまに申し訳ない行動。今回の処分を重く受け止めて今後、行動したい」