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ダンロップ 「ゼクシオ 12 ドライバー」の評価は!?

20年近くトップブランドとして走り続ける「ゼクシオ」シリーズの12代目となる「ゼクシオ 12 ドライバー」。同時発売された別ラインの「ゼクシオ エックス ドライバー」とは一線を画す正統進化版として、期待を高めるゴルファーは多いだろう。クラウン部の“翼”=「アクティブウイング」を搭載し、新たな要素も加えた王道ゼクシオを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。ご意見番クラブフィッター・筒康博の評価は?

「11までの流れから大きく変化」

―率直な印象は?
「打つ前に立てていた予想を、ものの見事にひっくり返された気分です。前作『ゼクシオ イレブン ドライバー』までのブランド色を踏襲し、それほど大きくは変えてこないだろうと想像していたのですが、12代目にして思っていた以上に変化した印象を受けます」

―一番大きく変わった部分は?
「最も変化を感じたのはシャフトです。振り心地にグニャッとした頼りない感じは一切なく、純正シャフトとは思えないほどコシがあります。中間から先端部にかけて、ボールを上げるための派手な動きがなく、シンプルにイメージ通りにしなります。切り返しの際に手元側に動きを感じますが、大きく振り遅れる感覚はなく、素直な中元しなりを体感できます

―ヘッドの変化は?
「ヘッドはやや重心角が大きくなったように感じますが、ピン『G425 MAX ドライバー』やヤマハ『RMX VD59 ドライバー』のように慣性モーメントを高くしたり、重心距離をものすごく遠くしたタイプではなく、ヘッド前方の剛性を強めてボール初速を出し、想像以上に曲がらない性能に仕上げています。新テクノロジー『アクティブウイング』の効果かは分かりませんが、握ったときのヘッドが効いている印象を、スイング中には感じさせない。前作よりも大きく変わった点として、シンプルなシャフト挙動とヘッドの直進性が挙げられます」

―「ゼクシオ エックス ドライバー」との違いは?
「『エックス』は同ブランドというよりも、ほとんど別ラインの様相を呈している気がします。『12』はいままでのゼクシオユーザー、『エックス』は海外ブランドのフラッグシップモデルを購入している層向け。『エックス』はブランドカラーからはややかけ離れているというか、同社の『スリクソン ZX』シリーズに近づいた印象。なので、『12』と『エックス』は、これから完全に違う認知をされていく2モデルと言えます」

―気になる点は?
「おそらくこれまでのゼクシオ選び、特にシャフトフレックスで言うと、背伸びをしてSRやSなど自分のヘッドスピードよりも硬めを買っていたゴルファーが、もしかしたら第一印象で歯ごたえを感じる=やや硬く感じて戸惑うかもしれません。すんなりSからSに移行するのではなく、様子を見る意味でもSRくらいから試打をしてみることをおすすめします」

―どのような人向き?
「これまでのゼクシオブランドの特徴を抜きに考え、フラットな気持ちでクラブと向き合って、買い替えを検討してほしいです。年齢層は若いor年配の人向けと決めつけず、いま使用中のアイアンがカーボンまたは軽量スチールだから、ドライバーも軽量で扱いやすいものが欲しいという人向き。特に、最近ゴルフを始めたブランドイメージを持っていない初級者の方に、広く試してもらいたいと思います」

エックス評(4.3点)より低め【総合評価4.2点】

【飛距離】4.5
【打 感】4.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0

・ロフト角:9.5度
・シャフト:ゼクシオ MP1200(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ